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論文

ヘキサシアノ鉄(II)酸塩水溶液の光照射による水和電子の生成とその反応性に関する研究

大野 新一

日本化學雜誌, 91(2), p.91 - 102, 1970/00

 被引用回数:0

ヘキサシアノ鉄(II)酸塩水溶液の光照射による水和電子の生成ならびに反応を揺々の電子捕捉剤を用いて調べた。254nmの波長の光励起により生じるヘキサシアノ鉄(II)酸イオンの$$^1$$T$$_1$$$$_U$$1状態が周囲の水分子と熱的に相互作用することにより,電子脱離が起こることが示される。ヘキサシアノ鉄(II)酸塩の吸収スペクトルおよび水和電子生成の量子収量に対する環境効果を研究し,さらに脱離電子のイオン雰囲気をBronsted-Bjerrum理論を適用して調べる。光化学的に生成された水和電子と放射線化学における水和電子を比較しつつ,水和電子を研究する簡便な方法としての水系の特長を考察する。さらに水和電子の関与する反応における水素同位体効果,凍結水溶液における電子の挙動,水系を適用したOHラジカルの反応に関する研究結果を報告する。

論文

核分裂生成物中のテクネチウム-99の分離定量

上野 馨

日本化學雜誌, 90(7), p.718 - 719, 1969/00

ウラン,核分裂生成物中のテクネチウムの分離定量法として有機溶蝶抽出法を併用した放射化学的方法$$^1$$$$^)$$$$^{sim}$$$$^5$$$$^)$$,あるいは分光光度法"3")$$^4$$$$^)$$$$^6$$$$^)$$$$^{sim}$$$$^9$$$$^)$$が広く研究されている。本報には$$^9$$$$^9$$$$^m$$T$$_c$$をトレーサーに,またテトラフェニルアルソニウム塩化物クロロホルム抽出を分離法に利用した,$$^9$$$$^9$$T$$_c$$(半減期2.12$$times$$10$$^5$$年)の放射化学分析法を示す。本法では照射後3箇月以上放置された核分裂生成物中に含まれる10$$sim$$0.25m$$mu$$C$$_i$$$$^9$$$$^9$$T$$_c$$を定量できる。

論文

モリブデン酸ナトリウムによるプルトニウム(IV)の沈殿

渡辺 賢寿; 室村 忠純

日本化學雜誌, 90(10), p.1025 - 1027, 1969/00

モリブデンを含む核燃料体を湿式法で処理する場合,酸化モリブデン生成によって処理過程が複雑となることがある。このため核燃料再処理に関連して,モリブデンを含む核燃料体の溶解,酸性溶液におけるモリブデンの挙動,核分裂生成物の酸化モリブデンヘの吸着などが調べられている$$^1$$$$^)$$$$^{sim}$$$$^3$$$$^)$$。しかし,モリブデンを含む酸性溶液におけるプルトニウムの挙動については報告が少なく,pH2$$sim$$4の硝酸プルトニウム溶液からのモリブデン酸アンモニウムによる沈殿生成の簡単な報告が知られているにすぎない$$^4$$$$^)$$$$^5$$$$^)$$

論文

メタバナジン酸ナトリウムによるプルトニウム(IV)の沈殿

渡辺 賢寿; 佐川 干明*

日本化學雜誌, 90(11), p.1127 - 1129, 1969/00

プルトニウムとバナジウムの化合物については,混合酸化物P$$_u$$VO$$_3$$の結晶構造!$$^1$$$$^)$$が調べられているほか,ほとんど報告がない。本報告には酢酸一酢酸ナトリウム緩衝溶液からの,メタバナジン酸ナトリウムによるプルトニウム(IV)の沈殿条件と,その沈殿の組成を調べた結果を述べる。

論文

アンモニア水溶液の$$gamma$$線分解による安息香酸の核アミノ化

作本 彰久

日本化學雜誌, 89(7), p.719 - 720, 1968/00

液体アンモニアを$$gamma$$線のような電離性放射線で照射すると、それは放射線分解を受け種々の放射線分解生成物を生成する$$^{1}$$$$^{)}$$。これらの放射線分解生成物は水のそれに類似しているので、水溶液の放射線分解におけるオキシ化物に相当する生成物として、アンモニア溶液においてはアミノ化物が生成することが考えられる。事実、ベンゼンのアンモニア溶液を$$^{6}$$$$^{0}$$Coの$$gamma$$線で照射すると、アニリンが生成する$$^{2}$$$$^{)}$$。しかし、このような電離性放射線によるアミノ化の研究はまだほとんど行なわれていない。そこで著者は溶媒としてアンモニア水溶液を用いた場合の、(カルボキシル-$$^{1}$$$$^{4}$$C)標準安息香酸の$$^{6}$$$$^{0}$$Coの$$gamma$$線によるアミノ化を試みた。

論文

焦点クロマトグラフ法によるミリグラム量の希土類元素の相互分離

亀本 雄一郎; 関 公子

日本化學雜誌, 86(1), p.69 - 73, 1965/00

焦点クロマトグラフ法を希土類元素相互の分離に適用し、分離におよぼす諸条件を検討した。なるべく多量の希土類元素を本法で分離するために、厚手ロ紙を使用したところ、つぎのような条件のときにもっとも満足のいく結果を得た。(1)陽極液:pH3.3に調整した0.01N塩酸、(2)陰極液:pH4.4に調製した0.1mol/lクエン酸、(3)ロ紙:東洋濾紙No.527、(4)加電圧:1000V/30cm、(5)通電時間:20分。本法により約1mg程度の希土類元素の数種の混合物を放射化学的に純に分離することができた。

論文

再放射化分析法によるマグネシウム、水銀の定量

亀本 雄一郎; 山岸 滋

日本化學雜誌, 86(1), p.74 - 77, 1965/00

再放射化分析法をマグネシウム、水銀の定量に適用した。マグネシウムの定量にはつぎのような操作を行なった。試料を6分間中性子照射し、化学分離を行なって$$^{2}$$$$^{7}$$Mgを放射化学的に純にとりだし、照射終了7分後に$$gamma$$線スペクトルを200秒間計測する。測定後$$^{2}$$$$^{7}$$Mgの壊変しつくすのを待ち、3分間再度中性子照射し、1分間冷却、第2回の測定を2分間行なった。この第1回、第2回の$$^{2}$$$$^{7}$$Mgの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。水銀の定量もほぼ同様な操作で行なった。このときの条件としては、第1回照射4分間、化学分離4分間、第1回測定2分間、第2回照射20分間、冷却4日間、第2回測定100秒間であり、第1回測定の$$^{2}$$$$^{0}$$$$^{5}$$Hgの0.203MeVの光電ピーク、第2回測定の$$^{1}$$$$^{9}$$$$^{7}$$MeVの光電ピークの高さから収率を補正した定量値を計算した。

論文

ウランによるもめん繊維の放射能汚染とその除去

和達 嘉樹; 田島 雄三

日本化學雜誌, 86(4), p.381 - 384, 1965/00

もめん繊維についたウランの定量を中性子放射化分析によって解決し、ウランのもめん繊維に対する汚染および除去におよぼす種々の影響について調べた。標準洗浄試験機を用いて行なった汚染除去実験では、もめん繊維に硝酸ウラニルの形でついたウランの汚染除去法としては、pH3以下でウラニルイオンとして除去するか、あるいは炭酸水素ナトリウムかシュウ酸アンモニウムを0.1mol/lぐらいの濃度で使用するのが有効とわかった。

論文

核分裂キセノン化合物の生成

亀本 雄一郎

日本化學雜誌, 86(6), p.648 - 649, 1965/00

1962年にフッ化キセノンが製造されて以来、希ガス化合物に関する多くの研究が報告されている。著者は二酸化ウランおよびフッ化リチウムの粉末を十分混合し、原子炉で中性子照射したところ、核分裂キセノン化合物を生成することを放射化学的に認めることができた。

論文

ベンゼンの水相自動酸化に対する金属イオンの作用; 総合論文

堀田 寛; 鈴木 伸武

日本化學雜誌, 86(7), p.651 - 660, 1965/00

ベンゼンを硫酸鉄またぱ硫酸銅水溶液に溶解し酸素加圧下で加熱するとフェノールが生成される。この反応を種々の条件下100$$^{circ}$$Cと200$$^{circ}$$Cの間で行なわせるとともに、$$^{1}$$$$^{8}$$O濃縮重酸素水、重水素化ベンゼン、重水などの安定同位体を用いて実験を行なった結果、フェノール生成の連鎖酸化機構とイオン停止機構を解明することができたので、既報の結果を総合しここにまとめた。

論文

中性子放射化分析法によるイットリウムの迅速定量

亀本 雄一郎; 岡田 実*

日本化學雜誌, 85(10), p.641 - 642, 1964/00

希土類元素の迅速定量法開発の一環としてイットリウムの定量法を研究した。中性子照射によってイットリウムから16sec$$^{8}$$$$^{9}$$$$^{m}$$Yが生成することを利用する簡易定量法として、3$$times$$10$$^{1}$$$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$/secの原子炉中性子の14秒照射と、マルチチャネル$$gamma$$線スペクトロメーター使用の4回の計数操作とによる方法を開発した。ジスプロシウムの妨害を減らすため、照射の際カドミウム容器を使った。本法でガドリナイトとサマルスカイトの中のイットリウムを定量した。起り得る妨害としてジルコニウム、ニオブ、およびネオンから高速中性子反応によって生ずる妨害放射能を検討し、いずれも小さいことがわかった。

論文

ジルコニウム中のハフニウムの放射化分析

亀本 雄一郎; 山岸 滋

日本化學雜誌, 84(3), p.270 - 272, 1963/00

ジルコニウム金属およびジルコニウム化合物中のハフニウムを定量する非破壊中性子放射化分析法を確立した。約100mgのジルコニウム試料を標準試料とならべてJRR-1原子炉中で3日間、中性子束約3$$times$$10$$^{1}$$$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$/secで照射したのち、2~4日間冷却して短寿命核種の壊変をまち、$$gamma$$線スペクトルを測定する。$$^{1}$$$$^{8}$$$$^{1}$$Hfの0.066および0.14MeVのピークの高さを標準のそれと比較してハフニウムの定量を行なう。本法は90ppm~数%のハフニウムを定量するのに満足のいく方法である。

論文

再放射化分析によるアルミニウムの定量

亀本 雄一郎; 山岸 滋

日本化學雜誌, 84(3), p.291 - 291, 1963/00

短寿命核種を利用する放射化分析において、試料の中性子照射後、目的元素を分離する必要がある場合には放射能測定後重量法により収率を求めることが多い。しかし正確な収率を求めるためには測定試料に、測定後化学操作を加えることは望ましくない。著者らはつぎのような方法により収率を簡単に補正する放射化分析法を考案した。中性子照射した試料に担体を加え、溶媒抽出法により目的元素をポリエチレン製棒状ビン中に放射化学的に純に分離し、放射能を測定し、適当な時間冷却し、そのまま棒状ビンに封ずる。再度中性子照射を行ない、生成した放射能を測定する。第1回の照射により生成する放射能に、第2回の照射により生成する放射能から求めた収率を補正して、目的元素を定量する。すなわち通常の放射化分析法における化学分離の段階の収率を求めるのに非破壤放射化分析を適用するのであるが、この方法によれば放射能を測定したあとで、測定試料をロスすることなく収率を求められることが長所である。このような放射化分析法はまだ例を見ないので再放射化分析法と名づけ、本法をアルミニウムの定量に適用した。

論文

固体ロジゾン酸ナトリウム指示薬を用いる微量硫酸イオンの滴定法

鈴木 佳枝*; 村上 悠紀雄*

日本化學雜誌, 84(7), p.596 - 599, 1963/00

過剰のBa$$^{2}$$$$^{+}$$と指示薬で反応してできるロジゾン酸バリウムは硫酸バリウムに吸着されており、そのため滴定の進行につれて、その色の変化に時間的なずれのあることがトレーサー実験でわかり、滴定速度に注意して終点近くでは1滴加えて1~2分間ふりまぜるのがよい。また28種の共存イオンの影響をしらべたが、硫酸イオンの1~2.5倍の範囲では妨害しない。鉱泉などによく含まれており妨害となるFe$$^{2}$$$$^{+}$$,PO$$_{4}$$$$^{3}$$$$^{-}$$はアンモニア水を加えて沈殿として除去するとよい。

論文

化学分離をともなう鉛中のナトリウム、アンチモン、ヒ素および銅の放射化分析

亀本 雄一郎*; 山岸 滋

日本化學雜誌, 84(10), p.823 - 826, 1963/00

鉛中の微量のナトリウム、アンチモン、ヒ素、および銅を中性子放射化分析法により定量した。約1gの試料を各標準試料と同時にJRR-1(中性子束約3$$times$$10$$^{1}$$$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$/sec)中で2時間または3日間、あるいはJRR-2(中性子束約10$$^{1}$$$$^{2}$$n/cm2/sec)中で20分間または32時間照射した。照射した試料からナトリウム、アンチモン、ヒ素、銅を放射化学的に純にとりだし、$$^{2}$$$$^{4}$$Na,$$^{1}$$$$^{2}$$$$^{2}$$Sb,$$^{7}$$$$^{6}$$As,$$^{6}$$$$^{4}$$Cuの$$gamma$$放射能を標準のそれと比較して定量した。$$^{2}$$$$^{4}$$Naのフラクションにはしばしば他の核種の放射能が認められたので$$gamma$$線スペクトロメトリーを並用した。本法の結果を既報の非破壊分析の結果と比較し、また本法を鉛の帯域精製に際しての不純物と挙動の研究に適用して検討した。

論文

フッ素と臭素の反応

岩崎 又衛; 矢幡 胤昭; 鈴木 敬三; 辻村 重男; 大島 恵一*

日本化學雜誌, 83(1), p.36 - 39, 1962/00

臭素とフッ素との間の主な反応生成物としてBrF$$_{3}$$およびBrF$$_{5}$$が確認されているが、反応温度とそれらの生成の割合とについて確かめるため実験を行なった。フッ素は電解により発生させ、臭素は窒素ガスをキャリアーとして両者をガス状にて反応させた。生成物の割合は臭素とフッ素を化学分析してその結果から計算する間接的方法と、核磁気共鳴吸収による直接定量法の2種類により算出した。両者の結果はほぼ一致しており、40゜~120$$^{circ}$$Cの間ではBrF$$_{5}$$が約70mol%で一定量生成している。120゜~230$$^{circ}$$Cの間では反応温度が上昇するに従ってBrF$$_{5}$$のmol%は徐々にまし、230$$^{circ}$$Cでは90mol%以上に達する。

論文

非破壊法によるイリジウムの放射化分析

亀本 雄一郎; 柴 是行; 小野田 義弘*

日本化學雜誌, 83(1), p.57 - 58, 1962/00

白金、ロジウム、パラジウム、金などの資金属中に合まれるイリジウムを非破壊的に定量する放射化分析法を検討した。これらの試料を2時間程度照射すると比較的短い半減期をもつ放射性核種のみを生じ、イリジウムのみは長寿命の半減期(74.4d)をもつ$$^{1}$$$$^{9}$$$$^{2}$$Irを生ずる。適当な冷却期間をおいて短寿命の放射能の消滅をまって、$$gamma$$線スペクトロメトリーを適用して$$^{1}$$$$^{9}$$$$^{2}$$Irの各光電ピークを比較標準と比較して定量した。この方法は結果を得るまでに長時間を要する欠点はあるが、非破壊的に行なえる特徴をもっている。

論文

論文

ビスマス金属中の塩素,マンガンの放射化分析

亀本 雄一郎; 山岸 滋

日本化學雜誌, 83(4), p.463 - 465, 1962/00

ビスマス金属中に不純物として含まれている塩素、マンガンを中性子放射化分析により定量した。まず非破壊法による定量を検討したところ、塩素は共存するナトリウムによる妨害をうけ定量できず、またマンガンは試料により定量できるものとできないものとがあった。そこで塩素は塩化銀として、マンガンは二酸化マンガンとして放射化学的に純に分離し、その放射能を標準と比較して定量した。放射能の測定は1 3/4インチ$$times$$2インチの井戸型NaIクリスタルを用いて$$gamma$$線を測定した。中性子源はJRR-1原子炉を用いた。中性子束は約3$$times$$10$$^{1}$$$$^{1}$$n/cm$$^{2}$$/secである。非破壊法による定量に際し妨害となる元素の量を検討した。5$$times$$5インチ井戸型NaIシンチレーターをRCL-256チャネル波高分析器につないで使用した場合(分解能Clの1.16MeVのピークに対して~10%、Mnの0.845MeVのピークに対して~11.8%)0.02$$mu$$gのマンガンの定量に際して銅3.6$$mu$$g、ヒ素4.8$$mu$$g、アンチモン13$$mu$$g、金14$$mu$$g以上存在すると妨害する。また1.1mgの塩素の定量に際して、ナトリウム200$$mu$$g以上存在すると妨害することがわかった。

論文

黒鉛中の不純物の放射化分析

亀本 雄一郎; 山岸 滋

日本化學雜誌, 83(5), p.572 - 573, 1962/00

天然黒鉛、人造黒鉛、無定形炭素中に含まれる不純物を、中性子放射化分析により非破壊的に定量する方法を検討した。試料約1gをJRR-1原子炉中で30分間、2時間または3日間中性子照射を行ない、そののち$$gamma$$線スペクトロメトリーを適用して0.4~47ppmの銅,0.4~230ppmのナトリウム、0.06~7ppmのヒ素、0.07~0.9ppmのアンチモン、0.01~3.5ppmのマンガン、2.1~150ppmの塩素を定量した。

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